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個人的訃報

メメシイ自分を傘で隠さないよに

12月5日、父が他界しました。
本日葬儀が終了して、ひと段落です。

危篤で駆けつけてからずっと、
心拍数が、脈拍が、呼吸数がゼロになるまで、
どんどん身体が冷たくなっていくまで、
手を握り、声をかけ続けました。

母が席をはずしていたときに一度心停止した時に、
僕は一人で、父が諦めそうになっているのを感じて、
「父! アンタの嫁がまだ来てないんだ! 
 闘え!!」
と大声で叫んだ瞬間、
一週間意識不明だった父の目が開き、
僕と目が合いました。

「苦しい」と訴えるように父は泣きそうな目をしました。
呼吸器がついていて声が出せません。
口が軽く動きました。何かを言いたいように。
僕は父の頭を抱えて、
「苦しいよね、苦しいよね、わかるよ、だけどもう少しだけ待って」
と言いました。

父は母が帰ってきてからゆっくり眠るように息を引き取りました。

僕は父が僕の声にこたえてくれたあの瞬間を一生忘れることはないでしょう。


日記でした。

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